1年間休まずに毎月コラムを書いていたが11月は遂に書くことができなかった。

何枚の原稿を破いて捨てただろうか。(実際はPCで書いているのでゴミ箱に捨てているだけだが)

「やると言ったのに、やらなかった」「やれなかった」「やったけど上手くいかなかった」

仕事をしていれば、こんなことは日常茶飯事だ。

しかし、世の中には同じ業種や業務をしているのに、

出世する人 しない人
稼ぐ人 稼げない人
自分のペースを保てている人 保てない人
やりたい仕事をできている人 できていない人

と分かれることだろう。

残酷だが、
「できない」「しない」「できていない」「やらない」人を待つほど、
社会はゆっくり動いていない

そして、そういった人たちはマラソンで言うと先頭集団どころか前のランナーも見えなくなり、
走ることを諦めて歩いてしまうのだ。

いや歩いている人はまだ良い方かもしれない。

中には足が痛いわけでもないのに歩くのをやめる者もいるし、
最悪なのは自分が立ち止まってからと、後ろから一生懸命に歩いてきた者に、
「もう休もうよ。どうせ追いつけやしないさ」
と悪魔の囁きをする始末に負えない輩もいる。

そのような輩は放っておくとして、まだ歩くことを諦めていない方は、
飛躍的に先頭集団に追いつく方法をお伝えしよう。

まずは、様々なビジネス書やネット記事などで「○○な人の共通点」というのを見かけたことはないだろうか?
例えば金持ちになる人の共通点、仕事ができる人の共通点、モテる人の共通点などである。

「真剣にそれを読み、一つだけ真似するのである。

しかも徹底的にだ。 周りから「あれ?なんかキャラ変えた?」などと言われても気にする必要はない。
大体、上手く行かないと嘆いている人の大半は、周りの目を気にしすぎなのである。
そして、周りからそういったことを言われなくなった、無意識にできるようになったと感じたら、 また一つやってみる。
これの繰り返しである。

ちなみに、習慣化にかかる日数は平均で66日と言われている。
早くても3週間、約1ヶ月かかる。
最低でも3週間は「自分がやると決めることができたか」を確認すべきなのである。

そして、自分がやると決めたことができる習慣がついた人がどうなるか。これは言わなくてもわかるはずだ。
重要なのは人の真似をすることではなく(これはこれで大事なのだが)、
『自分がなりたいと思った自分になる努力ができ、それを自分の一部として定着させれるか』ということなのだ。

ダイエットも「明日からやる」ではなく、まずは3週間の我慢や努力ができれば、 そう簡単に失敗はしない。
リバウンドはするかもしれないが...。

ちなみに、私は自分に甘いので「なりたい自分」「叶えたい未来」を設定した時は、 社内や知り合いに話すようにしている。

来年やると決めたことは、まだ固まってないことだらけなのに、 忘年会で大体的に発表してみた。

これで「やらなかった」「やろうとしなかった」は少なくとも潰すことに成功したも同然なのだから、
私は今日も「なりたい自分」に一歩近づいたことになる

明日、あなたはどんな自分になっていたいだろうか?

そのために今できることはないだろうか? 少しだけ未来の自分に期待してみよう。